コロナの影響により、自宅でコーヒーを淹れる機会が増えた人も多いのではないでしょうか。コーヒーの味を左右する要素は多々ありますが、その中でも重要とされるのが「お湯の温度」です。今回は、おいしいコーヒーに最適な温度を紹介します。

ドリップコーヒーの味を左右する主な要因

まずは、コーヒーの味に直接影響する要因を確認していきましょう。

コーヒー豆の銘柄、焙煎度、挽き加減

コーヒー豆は世界中で栽培されており、その種類や産地が違えば、当然味に違いが出てきます。コーヒー豆の銘柄は、キリマンジャロ、ブルーマウンテンなど、コーヒー豆が栽培された土地の名前が付いていることは、よく知られていますね。

豆の銘柄に加えて、コーヒー豆の焙煎度(浅煎り、中煎り、深煎り)もコーヒーの味に影響する部分です。

さらに、豆をどの程度細かく挽くかによっても、味わいは大きく変化します。ペーパードリップバッグで淹れるなら、中挽き〜中細挽きが良いでしょう。

コーヒーの抽出時間とお湯を注ぐスピード

コーヒー豆に含まれる成分は、コーヒー豆がお湯に浸っている時に抽出されます。よって、お湯に浸っている時間も、コーヒーの味に大きく関係します。お湯に浸っている時間が短いと味が薄く、長時間浸すと濃くなって、苦み成分が多く抽出されます。

これは、ハンドドリップでコーヒーを淹れる時に、お湯を注ぐスピードにも言えるところ。お湯を注ぐ時のスピードが早いとすっきりとした味わいに、ゆっくり注ぐと濃くなります。

お湯の温度

お湯の温度は、コーヒーの味を決める重要なポジション。コーヒーには、カフェインやポリフェノール、糖分、脂質などさまざまな成分が含まれています。この成分は、お湯の温度によって、抽出される成分が弱冠異なります。抽出される成分が違えば、出来上がりのコーヒーに、味の違いが出てくるのは当然と言えます。次の項目で詳しく見ていきましょう。

お湯の温度によってコーヒーの味わいはどう変化する?

コーヒーを抽出する時の適温は92℃前後

コーヒーを抽出する時の適温ですが、人それぞれ味の好みもありますので、意見が分かれるところかもしれません。一般的には、コーヒーに含まれる苦み、渋み、酸味の成分をバランスよく抽出できる温度は、92℃前後とされています。好みの味やその日の気分に合わせて、±5℃程度お湯の温度を調整し、試してみてください。

高温のお湯で抽出

高めのお湯でコーヒーを抽出した場合、コーヒーの苦みや渋み成分が抽出されやすくなります。よって、苦みや渋みが混ざり合って、コクのある濃いコーヒーになります。苦みやコク深いコーヒーが好きな人は、高温での抽出がおすすめです。

低めのお湯で抽出

低めの温度でコーヒーを抽出した場合、苦みや渋み成分は抽出されにくいとされています。その反面、酸味や甘みは抽出されるので、すっきりとした味わいのコーヒーになります。

コーヒーの「苦み」を調整する場合は、豆の焙煎度を変えるのはよく知られていますが、お湯の温度でも変化を付けることが可能なのです。

コーヒーを飲む時に一番おいしく感じる温度

ホットコーヒーの場合

コーヒーを抽出する時のほか、「飲む時の温度」にも注目です。一般的に温かい飲み物は、60℃から70℃位がおいしいと感じるそうです。アツアツのコーヒーが好きな人もいれば、猫舌でぬるめのコーヒーが好きな人もいるので、自分の好みに合わせて調節するとよいでしょう。

アイスコーヒーの場合

アイスコーヒーを飲む時においしいと感じる温度は、4℃から6℃ほどとされています。あまり冷やしすぎると、コーヒーの苦みや甘みを感じにくくなるので、注意が必要です。

コーヒーグッズを活用してお湯の温度を徹底管理

常に最適な湯温でドリップしたい人には、便利なグッズを活用することをおすすめします。

温度計

コーヒーは繊細な飲み物なので、数度の違いでも微妙な味の変化につながります。90℃前後を正確に測りたいなら、便利な温度計を使ってみましょう。クッキング温度計があれば、簡単にお湯の温度が計測可能です。他の料理の時にも使えるので、この機会に揃えておくのも良さそうです。

コーヒーポット

沸騰した直後のお湯は熱すぎるので、コーヒーポットにお湯を移すことで、お湯を冷ます効果があります。コーヒーを抽出する時も、先が細くなっているので、注ぐお湯の量を調節しやすいのも嬉しいポイント。コーヒーを淹れる時の便利アイテムとして、活躍してくれます。

最近では、温度設定機能付きの電気ケトルのようなコーヒーポットも販売されているので、頻繁にドリップコーヒーを淹れるなら持っていて損はないでしょう。

保温機能付きマグカップ

ホットコーヒーをカップに注いだ後は、早く飲まないと冷めてしまうよね。ゆっくりコーヒーを楽しみたい人には、時間が経っても一定のあたたかさを保ってくれる保温マグカップが便利です。完全密閉可能なフタ付きのカップや、保温効果の高いステンレス真空断熱のものが人気を集めています。

おうちカフェを最高の瞬間に

普段何気なく淹れていたコーヒーも、お湯の温度を意識して淹れてみると、いつもと違う味わいに。お湯の温度を調整できると、より自分好みの一杯が淹れられるようになります。さまざまな温度を試してみて、ぜひ自分だけの最高の一杯を目指しましょう。

カテゴリー: 淹れる

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