カフェや喫茶店でよく見かける「ウインナーコーヒー」。その特徴的な名前から、「どんなコーヒーなんだろう?」と興味を持つ人は多いでしょう。ウインナーコーヒーは、苦味のあるコーヒーと、上にたっぷりのったクリームの相性が抜群のコーヒーです。この記事では、そんなウインナーコーヒーの魅力と、自宅でおいしく作る方法を紹介します。
目次
ウインナーコーヒーとは?
ウィーン発祥のコーヒー
ウインナーは「ウィーン風の」という意味。ウインナーコーヒーは、オーストリア「ウィーン」から伝わったとされることから名付けられたコーヒーです。
その名前から、誰もが一度は「ウインナーソーセージ」を想像したことがあると思いますが、ソーセージとは関係ありません。
生クリームが特徴
そんなウインナーコーヒーの大きな特徴は、コーヒーの上にたっぷり乗った生クリームです。コーヒーゼリーにクリームがのっているように、実は苦いコーヒーと生クリームは相性が抜群なのです。
また、スイーツのような見た目をしていますが、コーヒーの「苦味」もしっかりと味わえるので、甘すぎることはありません。苦いコーヒーがあまり好きでない方にもおすすめです。
ウインナーコーヒーの魅力
1杯で甘みと苦味が味わえる
ウインナーコーヒーは、1杯で甘みと苦味の両方が味わえるのが特徴です。混ぜずに分けて飲んでも良いですが、途中で生クリームとコーヒーを混ぜてあげれば、味が変わって二度美味しいですよ。
コーヒーをのんびり楽しめる
ウインナーコーヒーは上に乗った生クリームが「蓋」の役割をしてくれるため、コーヒーが冷めにくいという特徴があります。
最後までおいしくいただけるので、本を読んだり、おしゃべりをしたり、コーヒータイムをいつもよりのんびり楽しめるでしょう。
ウインナーコーヒーの作り方
ウインナーコーヒーは喫茶店で楽しむおしゃれなコーヒーというイメージがありますが、生クリームさえ用意できれば自宅でも簡単に再現することができます。ここでは、ウインナーコーヒーの作り方を詳しくご紹介します。
1.材料を用意する
まずはウインナーコーヒーに必要な次の3つの材料を用意します。
- 生クリーム 50g
- コーヒー 150ml
- 砂糖 5g(お好みで調節)
この分量を目安として、好みに合わせて調節してみましょう。
2.生クリームを7分立てに
コーヒーを淹れる前に、生クリームを7分立てに泡立てておきます。甘みの強いウインナーコーヒーに仕上げたい人は、生クリームに砂糖を加えるのがおすすめです。甘さは砂糖の分量で調節しましょう。
3.コーヒーを淹れる
次に、ドリップコーヒーを淹れます。インスタントコーヒーでも代用が可能です。ただし、エスプレッソを使うと、「エスプレッソ・コンパナ」という違う種類のコーヒーになってしまうのでご注意ください。
また、豆は深煎り(フレンチ~イタリアンロースト)がおすすめです。苦味の強い豆を使うことで、生クリームの甘みとの対比が最大限に楽しめるようになるでしょう。
4.コーヒーを注いで、生クリームを浮かべる
コーヒーを注ぐ前に、カップの底に砂糖を入れておきます。コーヒーを注ぎ、上に生クリームを浮かべたらウインナーコーヒーの完成です。
ウインナーコーヒーを楽しむポイント
最後に、ウインナーコーヒーをよりおいしく楽しむためのポイントを紹介します。
コーヒーと生クリームは別々に
1杯で「甘み」と「苦味」が味わえるのがウインナーコーヒーの魅力。ですので、コーヒーと生クリームは最初から混ぜ合わせずに、段階的に混ぜ合わせて味わうのがおすすめです。
最初から混ぜ合わせると、クリーミーでまたひと味違った風味が味わえますが、まずはセパレートのまま、ウインナーコーヒーならでわの味わいを楽しんでみてください。
好みでトッピングを追加しよう!
ウインナーコーヒーは、生クリームの上に好きなトッピングを追加して、デザートドリンクとして楽しむのもおすすめです。
喫茶店でウインナーコーヒーを頼むと、シナモンスティックが添えられていることがありますが、自宅では自分好みのフレーバーでアレンジしてみましょう。
チョコレートソースやキャラメルソースを生クリームにかけたり、クッキーやチョコレートをトッピングしたり、自分好みにアレンジしてみましょう。カフェスイーツのようなおしゃれな見た目も楽しめますよ。
ウインナコーヒーでいつもと違うコーヒータイムを
ウインナーコーヒーは、デザートのような「甘み」とコーヒー特有の「苦味」が1杯で楽しめるのが特徴のコーヒーです。いつものブラックコーヒーとは、見た目も味も大きく異なるので、いつもとちょっと違うコーヒータイムを楽しみたい時におすすめです。
「いつもの自宅でのコーヒータイムに飽きてきた……」そんな時はぜひウインナーコーヒーを作ってみてください。