ちょっとした合間やリラックスしたい時に飲みたいコーヒー。近年、新型コロナの影響もあり、いつものコーヒータイムを、お店から自宅にシフトする人が増えていますよね。本記事では、自宅にいても、お店で飲むような一杯を実現させる、コーヒー器具&グッズを紹介します。

1. 挽きたてを楽しむにはコーヒーミルが必須

コーヒーミル

コーヒーの魅力を聞かれると、その香ばしい香りを挙げる人も少なくないでしょう。お湯を注いだ直後のコーヒーはとても良い香りがします。このコーヒーの香りをじっくり楽しみたい本格派の人には、コーヒーミルの使用がおすすめ。

コーヒーミルとは、コーヒー豆を挽く器具です。コーヒー豆は、飲む直前に挽いたものが、新鮮で強い香りが出ます。挽き立てのコーヒーを自宅で飲みたい人には、必須の器具ともいえるでしょう。コーヒーミルには以下の2タイプがあります。

手挽きコーヒーミル

自分でハンドルを回しながら、コーヒーを挽くタイプのミルです。豆を挽く時のゴリゴリ音と、その感触を楽しめるのが魅力。電源も必要なく、持ち運びが可能なため、キャンプなどアウトドアにも最適でしょう。

レトロなデザインのものは、インテリア性が高く、お部屋に置くだけでも、お洒落な空間を演出してくれます。

電動コーヒーミル

電源を使用し自動でコーヒー豆を挽けるのが電動ミルです。最近ではコンパクトなものが出回っているので、収納スペースにもそれほど困りません。

粗挽き、細挽きなどの挽き度合いも選べて、粒のばらつきが出にくく、均等に挽けるのが一番のメリットです。また、均等に豆が挽けるため、安定した味が得られます。

時間が取れない人や、一度に淹れるコーヒー量の多い場合にも、電動タイプがおすすめです。

2. コーヒードリッパーは何を選ぶ?

ハンドドリップ

ハンドドリップでコーヒーを楽しむなら、コーヒードリッパーは欠かせません。ドリッパーとは、コーヒーを抽出する時に使う器具のこと。使い方は簡単、ペーパーフィルターとコーヒー豆をドリッパーにセットし、カップやサーバーの上に置いて、お湯を注ぐだけです。

さまざまな形・素材がある

コーヒードリッパーは「円錐型」「台形型」など様々な種類があります。

また、「プラスチック」「陶器」「金属」など様々な素材のものも販売されています。100円ショップでも入手可能。手ごろな価格なものがほとんどなので、複数持っている人も多いでしょう。

ペーパーフィルター不要タイプも

最近ではペーパーフィルター不要の金属、ステンレスフィルターのドリッパーも販売されています。ペーパーフィルターよりも多くの成分や油分も抽出されるため、一般的なドリッパーと異なる味わいが楽しめます。

ペーパーフィルターのコストがかからない分お得ですが、お掃除の手間が増えたり、若干舌触りが悪くなるというデメリットもあります。

コーヒーをよく飲む人は、自分の好みに合わせて、1つは持っておきたい器具ですね。

3. インテリアにもなるドリップポット

コーヒー器具

コーヒーをより美味しくするために使いたいのがドリップポットです。コーヒー豆を抽出するには、ゆっくり時間をかけてお湯を注ぐのがポイントです。しかし、電気ポットやケトルから直接お湯を注ぐと、一度に大量のお湯が出てしまうことも。

その点、ドリップポットを使えば、注ぐ湯量を自分でコントロールすることが可能です。注ぎ口が細くなっているので、安定したスピード(流速)で注げます。その結果、コーヒー豆本来のうまみを最大限に引き出すことができます。

4. 簡単に使えるフレンチプレス

フレンチプレス

フレンチプレスは、コーヒーポットと抽出器が合体したものです

コーヒー粉とお湯を容器に注いで一定時間置いた後、先端に付いている金属フィルターをプレスして、コーヒー豆を濾せば出来上がり。挽いたコーヒー豆がお湯に一定時間浸かるので、コーヒーの成分がより多く抽出されます。

コーヒードリッパーのように、お湯を注ぐ速度、タイミングを調整する必要もなく、誰でも安定して同じ味を出せるのが、最大のメリットです。簡単に安定した味が出せるので、初心者にもおすすめです。

コーヒーの底に微粉が残るのも大きな特徴です。ペーパーフィルター不要で経済的には嬉しいところですが、丁寧に洗う必要があったり、豆の後始末が少々面倒に感じるかもしれません。

5. 科学の実験みたいなワクワク感 コーヒーサイフォン

コーヒーサイフォン

喫茶店やカフェではお馴染みのコーヒー器具「コーヒーサイフォン」。コーヒーサイフォンとは、水蒸気を利用してコーヒーを淹れるガラス製の器具のこと。フラスコ内の水を沸騰させると水蒸気が発生し、その気圧を利用してコーヒーを抽出していきます。実験器具のような見た目はインパクト大ですよね。

ドリップ式よりも高温のお湯で抽出されるため、香りが強く出ます。ドリップと比べて、自宅で使うには少々ハードルが高いと感じるかもしれませんが、しくみと手順を覚えてしまえば、そこまで難しくはありません。使い慣れてくれば、コーヒーを淹れる時間自体も楽しめます。

難点としては、洗う時などお手入れに手間がかかるところです。

6. 簡単・時短 コーヒーメーカー

コーヒーメーカー

朝は一杯のコーヒーで目覚めたいけど、手間も時間もかけたくない!そんな人におすすめなのが、コーヒーメーカー。

コーヒーメーカーはさまざまな形のものが販売されていますが、種類は大きく分けて2つ。専用のカプセルをセットしてコーヒーを抽出するカプセルタイプと、コーヒー豆(または粉)と水をセットして抽出するドリップタイプがあります。

カプセルタイプはコンパクトかつ、お手入れの手間がかからないことがメリットです。ドリップタイプは豆を自由に選べる楽しさがあり、またカプセルタイプに比べ一杯当たりのコーヒー費用が安くなる傾向にあります。

7. 好みで選びたいコーヒーカップ、マグカップ

カフェオレボウル

喫茶店やカフェでコーヒーを飲むと、コーヒーカップやマグカップも素敵なものが多いですよね。お洒落なカップを手に取るだけで気分が上がりますし、コーヒーもより美味しく感じられます。

自宅でコーヒーを飲む時も、カップにはこだわりたいところ。量を沢山飲みたい時はマグカップを、スイーツとあわせて優雅なコーヒータイムを楽しみたい時にはお洒落なコーヒーカップなど、その時の気分に合わせて使えるコーヒーグッズを揃えてみてはいかがでしょうか。

コーヒータイムをより楽しいものに

自宅でゆったりと飲むコーヒーは、最高の一杯にしたいもの。お気に入りの道具を揃えて、コーヒーを淹れてみましょう。回数を重ねれば、自分好みのおいしいコーヒーに必ず出会えるはずです。バリスタになった気分で、コーヒータイムを楽しんで下さいね。

カテゴリー: 淹れる